鹿島の英国現地法人「鹿島ヨーロッパ」(ロンドン)が施工主となっている英国中央部
リーズ市内のアパートが強風で倒壊する危険性があることが5日明らかになった。
鹿島によると、入居していた住民(46世帯)のほとんどはすでに退去済みで、鹿島ヨーロッパが
退去に伴う諸費用の補てんをするという。
問題の物件は、2000年に建設した5階建てのアパートで、英国の住宅メーカーの工場が
製造したプレハブ型の構造物を現地に運んで組み立てた。しかし、完成後に
住宅コンサルタント会社の調査で、強風に対する強度がぜい弱なことが明らかになった。
このため、鹿島ヨーロッパは1月中旬から実施する調査で原因を解明した上で、改修工事など
今後の対応策を決める方針だ。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060105i306.htm?from=main3