小泉純一郎首相は4日午前、首相官邸で年頭の記者会見を行い、
自らの靖国神社参拝をきっかけに中国、韓国が首脳会談などを
拒否していることについて「一つの問題で他の交渉の道を閉ざすべきでない」と厳しく批判。
靖国参拝批判に対しては「外国政府が心の問題に介入して、外交問題にするのは理解できない」と反論した。首相は9月の退任まで、構造改革路線を継続する決意を強調した。
首相は経済の現状について「大方の人が、日本経済が回復の道を歩み始めたと感じる状況になった」
と景気回復に強い自信を示した。その上で「『改革なくして成長なし』の路線が正しかったという決着をみた」とし、
「今後も改革を続行し、景気回復軌道をしっかりしたものにしたい」と述べた。
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