AP通信によると、イラク各地では新年を迎えた1日から2日にかけ、武装勢力による攻撃が相次ぎ、計27人が死亡した。
連邦議会選挙を終え政治日程が進んでも、治安が改善しないイラクの現状があらためて浮き彫りになった。
1日は首都バグダッドなどで、約3時間のうちに計13台の車爆弾攻撃があった。
このほか、バグダッド東部で武装集団がイラク人5人を射殺、警官2人を爆殺するなど計11人が死亡した。
2日には、バグダッド北方で、訓練に向かう新採用の警官を乗せたバスに車爆弾が突っ込み、7人が死亡するなど、各地で計16人が殺害された。
トルコ大使の車列も銃撃されたが大使は難を逃れた。
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