文部科学省がまとめた二〇〇五年度の学校保健統計調査(香川県関係分)によると、
香川県内の子供の身長は男女ともほぼ全年齢で全国平均を下回っていることが
分かった。体重は女子のほとんどの年齢で全国平均を上回っており、
讃岐っ子の「ぽっちゃり」傾向が目立つ結果となった。
調査は幼稚園、小中高校が今春に実施した健康診断結果から、
発育状態(身長、体重、座高)を無作為に抽出。計百六十九校の
約一万四千八百人分のデータを5―17歳の年齢別に取りまとめた。
身長で全国平均を上回ったのは、男子の10歳(一三九・一センチ)と
11歳(一四五・二センチ)だけで、いずれも〇・一センチ高かった。
女子は8、9、11、15歳が全国値と同じだったが、それ以外は下回った。
体重は男子が5、10―15歳、女子は8、9、11―17歳が
全国平均以上。全国値を最も上回ったのは、15歳女子(五三・一キロ)で、
差は〇・七キロだった。
身長から座高を引いた脚の長さが占める割合は、男子の5、14―17歳と
女子の七歳が、親の世代に当たる一九七五年度の調査から減少。
特に男子の16歳(46・3%)と17歳(46・4%)は、それぞれ
三十年前と比べて0・3ポイント低くなるなど、男子は年齢が上がるにつれて
胴長の傾向を示している。
http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200601/20060101000053.htm