厚生労働省は二日までに、がん患者が受けた診療内容や、その後の経過などの情報を全国的に集積する「がん登録制度」の整備に乗り出した。
都道府県別のがん発生・死亡率や原因、医療機関ごとの治療成績の違いといった実態を把握し、がん対策に生かす狙い。患者が治療法や医療機関を選択する際の目安にもしてもらう。
専門の検討会で今年春までに、標準の登録項目やデータ分析の体制を決め登録を促進する方針で、「全国どこでも質の高いがん医療を受けられるようにして、日本人の死因一位のがん減少につなげたい」としている。
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http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200601030047.html