【毎日】縦並び社会・格差の現場から:年金移民

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1依頼479@おいすー( ^ω^)φ ★
ベランダからマラッカ海峡の青い海が見える。マレーシア半島西岸のペナン島。
39階建てマンションで末永千明さん(63)が独り暮らしを始めて半年になる。

「できればずっとこっちにいたい。ゴルフも始めたのよ」。
千葉県君津市で事務員をしていた58歳の時にリストラされた。
夫とは早くに死別。娘は結婚した。3年半ホームヘルパーをしたが、介護中に手首を骨折し、
元のようには動かない。年金は月13万円。娘の世話にはなりたくない。

「生活に余裕はないし、日本に一人いるのも……」。不安はあったが、インターネットで移住先を探した。

 3LDKの家賃は4万8000円。外食中心の食費は約2万円で済む。
ライスとチキンに偏るので生野菜だけは買ってボイルする。
月10万円ちょっとで暮らせるが、日本の住民税や保険料を払えばぎりぎりの生活だ。

ペナンは5年の長期滞在ビザで暮らす人がこの数年で急増し、400人ともいわれる。
末永さんのマンションも3年前の2世帯から今は30世帯近くになった。
事業に失敗して年金生活の計画が狂った老夫婦、会社をリストラされ、
年金をもらえる60歳まで安く暮らすために来た世帯……。年金不安が海外移住に拍車をかけている。

続きは以下で
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060103k0000m040008000c.html