休日・深夜割増賃金、一定年収以上なら「ゼロ」も・厚労省が素案
労働時間規制の見直しを検討してきた厚生労働省の研究会の報
告書素案が20日明らかになった。一定水準以上の年収を得ている会
社員を対象に、休日や深夜の労働に割増賃金を支払う規制から除
外する。労働時間でなく成果や能力で評価する社員を広げる狙い
で、管理職でない人も対象とする考えを打ち出す。
研究会は来年1月に最終報告書をまとめる。労使の代表や学識経
験者からなる労働政策審議会での検討結果を踏まえ、厚労省は
2007年の通常国会で労働基準法など関連法案の改正を目指す。
(07:02)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20051221AT1F2002C20122005.html