【中国】 靖国だけでなく「中国脅威論」封じ込めへ 対日非難強める
中国政府が、日本の政治家の「中国脅威論」を強く非難する姿勢を強めている。国営新華社通信と
共産党機関紙・人民日報の電子版サイトは、外務省の秦剛副報道局長が十三日の定例会見で、
前原誠司・民主党代表の「脅威論」に強く反発したことをトップで報道。中国政府は報道機関も巻き
込んで強硬姿勢を強く打ち出しており、日本の政治家の靖国神社参拝だけでなく、「脅威論」にかか
わる言動も徹底して封じ込めようとする方針を明確にしたことを示している。
前原氏は十三日、記者会見で「中国側にとって耳の痛い話を言う日本の政治家には会談に応じな
いという姿勢であれば、仮に靖国神社参拝問題が解決したとしても、真の友好関係は永遠に築け
ない」と述べ、中国政府の対応を強く批判。
暗に方針の転換を求めたが、中国側が靖国参拝問題だけでなく「脅威論」を含めて対日姿勢を硬化
させ、一連の言動を封じ込めようとしてくるのは間違いないとみられる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051216-00000015-nnp-int