中国ガンダム人気、動漫迷(おたく)が海賊版に群がる
日本で三十年近くにわたって、根強い人気を誇るアニメ「機動戦士ガンダム」が、中国の青少年の
あいだでも熱狂的に歓迎されている。ガンダムは「高達(ガオダー)」と音訳され、ネット上にはファンが
設けたサイトが多数見受けられる。
「動漫迷」と呼ばれる中国の「おたく」にとってガンダムは、そのリアルな造形と、緻密(ちみつ)な
ストーリーが日本のファンと同様に魅力となっているようだ。
その一方で、海賊版やネット上で映像情報を勝手にダウンロードできるようにするなど、知的財産権の
侵害も目立ち、日本の関係者も対策に頭を悩ませている。DVDも海賊版が大量に出回っている。
通称「ガンプラ」と呼ばれるガンダムに登場するモビルスーツ(人間が操縦する戦闘用大型ロボット)の
プラモデルも、中国製の粗悪な模造品が市場に流通している。
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http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200512100012a.nwc