郵政民営化で重ねて注文 米、規制改革で対日要望書
【ワシントン7日共同】米政府は7日、日本に対する規制改革の年次要望書を発
表し、郵政民営化を実現する際には銀行や保険、郵便の各分野で米企業と競争条
件を同じにするよう重ねて求めた。ポートマン通商代表は同時に発表した声明で、
解禁が迫る米国産牛肉の対日輸出問題について「依然として政権の最優先課題
だ」と指摘した。
米側要望書はこのほか、医療機器や医薬品の価格算定に際し、最先端の開発
成果が考慮されるようあらためて要請。酒税の見直しに絡んで米国産ワインを不利
に扱わないことも求めた。
日米両政府は7日にシアトルで要望書を交換した。今後事務レベルで対策を協議
する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051208-00000039-kyodo-bus_all