【ニューヨーク6日共同】欧米を中心に活動している米国人禅師、バーニー・グラスマン氏(66)が、
日米の若者を対象に人道支援活動などの実践的な訓練を行うプログラムを企画、
日本関係者の支援を仰ぐため7日から東京、金沢などを訪問する。
教典や関連書物の英訳も手掛けるグラスマン氏は、米マサチューセッツ州西部の
モンテーギュ村に恩師である故前角博勇氏の名前を冠した「前角インスティチュート」を今年設立。
来年から日米の若い僧侶10人を募り、人道支援や福祉、平和事業に役立つ訓練をする計画だ。
グラスマン氏は「戦争地域に人道支援に行きたいと思う若者がいても、
飲み水を確保する方法すら知らないのが現状。そういう志を持つ人たちに実践を教えたい」と話す。
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051206/20051206a3360.html