【人権条例】人権委員月給１８〜２２万円、相談１日１万円…鳥取

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「委員の推薦は困難だ」、人権侵害からの救済を目的に全国で初めて制定された
鳥取県人権侵害救済条例の施行に向け施行規則を検討する委員会への委員の
推薦を求められていた鳥取県弁護士会は１日、片山知事に条例の見直しを求めている立場で
推薦は困難との考えを伝えました。人権侵害救済条例については鳥取県が来年６月の施行に向け
有識者６人による条例施行規則検討委員会の設置を進めていて県弁護士会に
委員２人の推薦を求めていました。こうした中、県弁護士会の松本光寿（まつもと･みつとし）会長らは
県庁に片山知事を訪ね弁護士会執行部の諮問機関・常議（じょうぎ）委員会で
検討した結果条例に反対声明をだしている中で賛成意見は当然なく委員の推薦は
事実上困難だとの考えを伝えました県弁護士会では今月２３日の臨時総会での決定をふまえて、
正式に県に返答することにしていますが県弁護士会からの協力が得られない公算が
大きくなったことで条例施行規則委員会の設置が遅れる可能性も出てきました。