中日・落合監督が“鬼軍曹”になった。7日から沖縄キャンプに再合流したが、午前10時に球場に到着するや、
早出特守を行っていた佐藤、川井の両投手に約50分間の直接指導。監督が早出組に付き合うだけでも極めて異例だが、
その後も岡本らにノックの雨を浴びせるなど午後6時まで動き回った。
来季への勝負はもう始まっている。指揮官自らが行動で示した。バント処理の密着指導を受けた佐藤は「予定外。
(監督は)3日間いなくて元気なんですもん。ありがたいことですけど…」とヘトヘトだった。この日は北谷町の辺土名
(へんとな)町長が激励に訪れていたが、それもそっちのけ。町長を約1時間も待たせての猛特訓だった。
最後は福留、荒木の室内特打を見届け真っ暗になった北谷球場を引き揚げた指揮官。質問には「選手に聞いて」
の一点張りだったが、V奪回への意気込みは相当だ。
http://www.sponichi.co.jp/osaka/ser3/200511/08/ser3187076.html