現在稼働中の「ひまわり6号」と併用される気象庁と国土交通省の「運輸多目的衛星新2号(MTSAT−2)」が
7日、神奈川県鎌倉市の三菱電機鎌倉製作所で公開された。今年度中に打ち上げられる予定。
新2号は本体部分が縦4.5メートル、横2.5メートル、高さ2.5メートル。太陽電池パネルを開くと全長約30
メートル、重さ4650キロになる。打ち上げ費を含む総工費は約295億円。
同じ性能を持つひまわり6号が今年6月に打ち上げられ、気象観測や旅客機との通信などを行っているが、今年
9月に観測カメラが故障し、同10月には飛行経路などをやり取りするアンテナに不具合が発生するなどトラブル
が相次いで発生。新2号は、ひまわり6号にトラブルが生じた際に、気象業務と管制業務をバックアップする。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051108-00000012-maip-soci