【三菱好調】三菱、国内販売が回復し生産2割増へ
三菱自動車は2005年度下半期(10―3月)の国内生産を38万4000台と前年同期比で2割増やす。
新型車の投入効果で国内販売が回復し、円安を追い風に輸出が拡大。
日産自動車向け軽自動車のOEM(相手先ブランドによる生産)供給も寄与し、
通期の国内生産はようやく経営不振に陥る以前の水準近くまで浮上する。
ただ北米での生産・販売で依然、苦戦が続くなど経営再建に向け課題は山積している。
三菱自の国内生産拠点は水島製作所(岡山県倉敷市)、岡崎工場(愛知県岡崎市)、
生産子会社のパジェロ製造(岐阜県坂祝町)の3工場。最新の生産計画によると下期の生産は
国内向けが20%増の16万4000台、輸出向け(現地組み立て部品を含む)は11%増の18万4000台となる。
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