日本自動車販売協会連合会(自販連)が1日発表した10月の新車販売台数(軽自動車除く)は、
前年同月比3.4%減の28万1452台だった。
トヨタ自動車と日産自動車の上位2社が販売台数を落とした影響で、
10月としては34年ぶりに29万台を下回る低水準だった。
減少は4カ月連続。車種別では、これまで好調だった小型乗用車が12カ月ぶりに3.5%の減少に転じたのが大きく響いた。
普通乗用車は7.6%減と4カ月連続で減少した。トラックは好調で、6.4%増と7カ月連続で増えた。
ブランド別では、日産が19.1%の大幅減。昨年10月と比べた減少台数は1万144台と、
市場全体の減少幅(約9900台)を上回った。
同社は9月末まで世界で100万台の増販計画を推進。
国内でも販促活動を強化していたが、10月はその反動が出たもよう。
小型車「ティーダ」など昨年9月以降の新車効果の減速も響いた。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051101AT1D0106101112005.html