ITを活用した障害者らの在宅就労を支援している鳴門市のNPO法人・JCIテレワーカーズネットワークが十八日、
難病患者を対象にした徳島県内で初めてのパソコン講座を徳島市東沖洲二のとくしま県民活動プラザで開講した。
同法人がマイクロソフト社や県と提携している障害者らの自立支援事業「徳島UPプログラム」の一環。
講座には、無症筋無力症やクローン病などの難病患者八人と家族ら四人の計十二人が参加。
法人のスタッフ五人の指導を受け、パソコンの仕組みやキーボードの打ち方など基礎から学んだ。
講座には期限を設けず、受講生の技術向上に合わせて、データ入力など企業からの受託業務を発注する。
クローン病を二十六年前から患っている粟飯原博子さん(56)=徳島市川内町竹須賀、主婦=は
「講座は家でこもりがちな難病患者が外出するいい機会にもなり、とてもありがたい」と話していた。
http://www.topics.or.jp/News/news2005101902.html