「ぼけ封じ」健康と長寿を祈願 大津市の岩間寺
大津市石山内畑町の岩間寺で17日、恒例の「ぼけ封じ祈願会」が営まれた。地元のほか、
京阪神からも大勢の参拝者が訪れ、素焼きの皿を頭に乗せて灸(きゅう)をすえる「ほうろく灸」
を受けて、健康と長寿を祈願した。
同寺の本尊の千手観世音菩薩(ぼさつ)の縁日にちなみ、毎年5月と10月の17日に催されている。
古くから同寺に伝わるほうろく灸が、特にぼけ封じに効くとされている。
参拝した人たちは本堂前の参集殿で、直径20センチほどの素焼きの皿を頭に乗せ、上からもぐさの
熱でつぼを刺激する「ほうろく灸」を受けた。「この灸を我慢すれば、ぼけ封じにつながる」としばし
熱さをこらえていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051017-00000022-kyt-l25