広島で被爆した韓国在住韓国人の葬祭料を長崎県が支給へ
長崎県は17日、広島市で被爆し、2004年に韓国で亡くなった
韓国人女性朴畢順さん=当時(75)=の遺族が申請していた
葬祭料支給に対する却下の処分を、同日付で取り消したことを明らかにした。
同県原爆被爆者対策課は「在外被爆者の遺族らも葬祭料申請は可能とした
長崎在外被爆者訴訟の判決が、長崎市の上告断念で確定したため」としている。
遺族は04年12月、被爆者援護法に基づき葬祭料支給を申請したが、
居住地が県内ではないとして県はことし1月に却下した。
このため遺族は7月、県知事を相手に処分取り消しを求める訴訟を長崎地裁に起こしていた。
http://www.kobe-np.co.jp/kyodonews/news/01003799kd200510242100.shtml