中日本高速道路(旧日本道路公団)は13日、富士市天間の第2東名建設現場から
最大で環境基準値の43倍のダイオキシン類を検出した、と発表した。
現場は、インキ製造会社(本社東京都)が平成14年3月に道路公団に売却した用地で、
工場排水汚泥が埋め立てられていたとみられる。
中日本高速道路によると、今年6月、掘削工事中に想定外の土壌が現れたため
敷地内の土壌を検査したところ、1グラム当たり最大4万3000ピコグラムのダイオキシン類が
検出された。
施工個所や掘削土砂をシートと砕石で覆った上で、アスファルト舗装して飛散防止措置を施している。
下流域のモニタリング用井戸から採取した地下水には、基準値を上回るダイオキシン類は含まれていないという。
http://www.digisbs.com/local_social/20051013000000000060.htm