関西と九州を結ぶ寝台特急「彗星(すいせい)」の最終列車が30日夜、
多くのファンらに見守られながらJR京都駅を出発、37年の歴史に幕を閉じた。
「彗星」は1968年にデビューした。
本州―九州間の寝台特急はピークの70年代、「あさかぜ」「明星」などが1日10数往復していたが、
「彗星」の引退で、残るは「なは」などの4往復になる。
この日午後8時20分、最終列車が「ポッ」と短く汽笛を鳴らし、ゆっくり動き出すと、
乗客とホームのファンらが大きく手を振り合い別れを惜しんでいた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050930i215.htm