女人禁制の伝統神事に新しい風です。
盛岡八幡宮例大祭を締めくくる流鏑馬で、初めて女性だけの「くノ一」流鏑馬が奉納されました。
忍者姿もりりしく女性だけの流鏑馬を奉納したのは、青森県の十和田乗馬クラブの女性会員4人です。
3年前、会員のひとり上村鮎子さんが盛岡八幡宮の流鏑馬に感動したのがきっかけで、チームを結成しました。
しかし、流鏑馬は女人禁制。今年になってようやく「南部流鏑馬」の儀式とは別に、「奉納流鏑馬」として例大祭に
花を添えることが許され、師範から手ほどきを受けました。
もともと乗馬を趣味にしていただけあって、腕前もなかなかのもの。
南部流鏑馬の本儀と同じように3つの的に3回ずつ挑みましたが、全てを射抜くくノ一もいて、会場からは盛んに
拍手が送られていました。
くノ一の奉納流鏑馬に続いて勇壮な「南部流鏑馬」も行われ、訪れた人はそれぞれの華やかさと迫力を堪能していました。
http://news.ibc.co.jp/item_902.html