大阪証券取引所は20日、システム障害で新規上場を凍結している新興企業向けの
ヘラクレス市場について、11月1日に上場申請の受け付けを再開すると発表した。
新規上場ができないという異常事態から約5カ月ぶりに復旧する。
上場を申請する企業の事前審査を円滑に進めるため、10月1日から事前相談を受け付ける。
上場審査など手続きには2カ月近くかかるため、再開後、実際に上場する第1号は早くて年末になる見込み。
大証は8月下旬、ヘラクレス銘柄の注文価格の情報配信を簡素化し、コンピューターへの負担を
大幅に減らした。来年1月には新システムが稼働する予定で、障害の再発は防げると判断した。
http://www.topics.or.jp/Gnews/news.php?id=CN2005092001003570&gid=G03