【ワシントン19日時事】ジョハンズ米農務長官は19日午後、日本による米国産牛肉の輸入再開の遅れに、
米議会などから対日圧力を強めるよう要請されていることについて、「貿易問題には決して絡めない。
科学的な証明に基づき、対日輸出が再開されることが重要だ」と述べ、内閣府食品安全委員会の結論を
待つ考えを示した。ワシントンで講演後、記者団に語った。
同長官は、同委員会プリオン専門調査会(座長・吉川泰弘東大大学院教授)が答申案のたたき台を提示
したことに触れ、「終わりが見えた」と早期の再開決定に期待感を表明。必要な資料の提供に前向きに応
じる考えを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050920-00000013-jij-int