小野フェイエ残留、移籍直訴も交渉終結

　【ロッテルダム（オランダ）３０日＝エリーヌ・スウェーブルス通信員】日本代表ＭＦ小野伸二（２５）が、オランダ１部フェイエノールトに残留することが決まった。クラブが公式サイト上で、
ボルトン（イングランド）との移籍交渉が終結したと発表。続いて、移籍騒動を心配して駆けつけたサポーターに小野が自ら報告した。
移籍志願を一時封印し、まずは５年目のオランダリーグに集中する。

　すっきりした笑顔が、騒動終結の証しだった。チーム練習終了後、車でロッテルダムの練習場に現れた小野は、心配して駆けつけたサポーターに捕まった。「チームに残ってくれるって聞いたけど…」。
顔をのぞき込むファンに、晴れやかな表情で返した。「僕も残れて良かったよ」。すっかり流ちょうになったオランダ語で、
フェイエノールト５年目はスタートした。

以下略

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