米ハリケーンセンターは26日、ハリケーン「カトリーナ」がフロリダ州東部に上陸、
今後は勢力を拡大しながら西進し、29日午後もしく夕方には、風速が58.6メートルを超える、
大型で非常に勢力の強い「カテゴリ−4」に成長し、ミシシッピ州、ルイジアナ州を襲う恐れがあるとして、
住民らに警戒を呼び掛けた。
フロリダ州の警察によると、カトリーナ上陸で、強風になぎ倒された樹木に当たった7人の死亡を確認。
道路冠水や停電の被害も出ている。ミシシッピ、ルイジアナ両州の知事は26日、被害に備え、州の非常事態を宣言した。
カトリーナは、26日夜の時点で、フロリダ州南端部から約160キロの海上に位置。
時速約12キロで、西南西へ進んでいた。風速43メートル以上の「カテゴリー2」に分類されていたが、
メキシコ湾の暖流を受けてさらに勢いを強め、27日には「カテゴリー3」に成長した。
http://www.cnn.co.jp/usa/images/CNN200508270012.jpg フロリダ州上陸のハリケーン「カトリーナ」
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200508270009.html