宇宙航空研究開発機構(JAXA)は24日、衛星間光通信の実用化に向けての
実験に挑む国産衛星を、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地からロシアと
ウクライナの合弁企業が運用するドニエプルロケットで打ち上げた。
衛星は、現地時間の午前3時10分(日本時間午前6時10分)の打ち上げから、
約15分後に高度610キロ・メートルの円軌道に乗り、「きらり」と名づけられた。
副衛星として同じロケットで打ち上げられた小型科学衛星も同じ高度の軌道に乗った。
ただ、姿勢制御系の3台の装置のうち1台から異常信号が発信されており、高精度な
軌道設定をする機能にも不具合が見られることから、今後の実験に影響がないかどうか
JAXAで調べている。
以下略
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050824it03.htm