227 :
番組の途中ですが名無しです:
工作機械業界の者です。
専門的な話になりますが、
数年前仕事でヒュンダイの○山工場に新規生産設備の納入
立ち上げで約6ヶ月ほど行ってました。
私が担当していた設備はエンジンの心臓部である
シリンダーブロックを加工する設備だったのですが、
加工する物(業界ではワークと言います)の品質があまりにも悪くて死ぬほど苦労しました。
通常国産メーカーのワークは外形の公差(製品寸法の許容範囲)は
大体0〜1mm以内なのですが(それを外れたものは不良品として処分される)
ヒュンダイのワークは10mm以上オーバーしたものでも
平気で良品として流しているのです。
228 :
番組の途中ですが名無しです:2005/08/22(月) 03:02:37 ID:nynE14wb0
最初の話では、ヒュンダイの生産技術は「公差は1mm以内だ!」と
公言していたのですが、いざ立ち上げトライを開始してみると、
オーバーサイズワークがゴロゴロ流れてきて
設備とガンガンクラッシュ、1本数十万円のダイヤモンドツールをボキボキ折ってくれたのです。
あまりもおかしいので、当方で独自にワークの寸法を
測って見て唖然としたのでした。
即刻生産技術にクレームを付けると、
「そんなはずは無い!そちらの設備の完成度が低いからだ!」と言い出す始末。
実際に立会いのもと寸法を測って証明すると、「生産量が多いので
こう言うワークも流さざるを得ない。なんとか良品として
加工できるようにして欲しい」と今度は嘆願してくる始末でした。
それでいて、「日本の○菱は大きなエンジンを作る技術が無いから、
うちからV8エンジンを供給してやってる。」と言い出す始末です。
その自信に満ちたV8と、ヒュンダイクーペに搭載されている
V6エンジンが私の担当した設備で加工するワークだったのです。