ピーター・モリニュー氏「任天堂を過小評価しないでほしい」
コントローラに関しては色んな憶測があるけど、どれもハズレ。
3Dをもっとも効率的に制御するデバイスは実は昔からプロダクションレベルでは
実用化されてる。今回のコントローラはそれをより扱いやすくアレンジしただけの
ものにすぎない。
で、それがどんなものかというとワコムの4Dマウスというのを知ってるだろうか?
タブレットの上で傾きを検知して3Dオブジェクトを掴んで動かす事ができるデバイスである。
今回、任天堂が開発したものはその制御機構が新しい。
ゲームの3Dキャラを制御するためには様々なアクション、進行速度等の付随する制御が
必要となってくる。
これを解決するのが特殊ジャイロ機構だ。実際、任天堂はジャイロ機構に関する特許を出願済で
ある。ジャイロといえば傾きを検知するための機構であるが、今回任天堂はジャイロをまったく
別の視点から利用する。詳細を述べる事はできないが、大きさの異なる2つのジャイロ(片方は
ヘディングのみの制御)に赤外線通信を付加し双方の状態を組み合わせ、様々なアクションを
実現することができる。また、1つのジャイロには偏芯バランサを搭載している。