八月の「道路ふれあい月間」にちなんだ「探検バスツアー」が十八日、
長崎市であり、小学生四十人が建設中の女神大橋を見学した。
「月間」は、日本で最初の道路整備長期計画(一九一七年)がスタートした
八月十日の「道の日」にちなんで設定。
バスツアーは、道路行政への関心を高めてもらおうと、
国土交通省や県、長崎市などでつくる実行委員会が毎年開催している。
一行は、古くからの石畳が残る鳴滝地区を散策した後、
来春の供用開始を目指して工事が進む女神大橋の建設事務所を訪問。
橋の構造などをビデオで学んだ後、実際に橋に上がり、
県の担当職員の案内で長崎港の眺めなどを楽しんだ。
友達と参加した矢上小五年の井手あかりさん(10)は
「開通より前に橋に来られてうれしい。景色がよくて気持ちがいい」と笑顔で感想を話した。
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/index.html#10