【共産党毛沢東派】 ネパールで残虐処刑 【国連に要請】
【カトマンズ、ビナヤ・グルアチャリャ、イスラマバード西尾英之】ネパール北西の山間部で反政府武装勢
力「ネパール共産党毛沢東主義派」が捕虜にした政府軍兵士40人を処刑したとされる事件で、国連難民
高等弁務官事務所のカトマンズ事務所は13日までに「処刑が確認されれば重大な国際法違反」と、毛派
に国際基準に基づいた捕虜の取り扱いを求めた。毛派は処刑を否定しているが、現地からは毛派ゲリラ
による政府軍兵士への残虐行為も伝えられる。
政府軍によると毛派は7日夜から8日にかけ政府軍駐屯地を襲撃し、9日になって捕虜にした兵士を川
岸に整列させ、頭を銃で撃ち抜いて処刑した。また地元記者によると目をくり抜いたり性器を切り取るなど
の残虐行為も行われたという。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20050814k0000m030023000c.html