ネットワーク機器大手の CiscoSystems ( NASDAQ:CSCO ) は7月29日、
ネットワーク機器に搭載するシステムソフトウェア『Internetwork Operating System』(IOS)
に存在する脆弱性の修正プログラムを公開した。
同脆弱性は、修正プログラムの公開に先行して、Michael Lynn 氏が
ネットワークセキュリティ会議『Black Hat Conference』で発表していたものだ。
これまでの経緯を示すと、同氏はネットワークセキュリティ調査会社
InternetSecuritySystems,Inc. (ISS) のセキュリティ研究者だった。
当初同氏がまだ ISS に籍を置いていた時点で、Cisco と ISS は該当の脆弱性について
発表を行なわないことで合意していた。しかし同氏は ISS を退職し、7月27日に脆弱性の発表に至った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050802-00000005-inet-sci