米陸軍医務総監室は28日、イラクでの軍事作戦に従軍し、帰国した3、4カ月後、
情緒不安定や集中力の欠如などストレス性の悩みを抱える米兵の比率が約30%に上った、
との調査報告書を公表した。予想していたより高い数字と指摘している。
より深刻な心的外傷後ストレス障害(PTSD)に陥った兵士は4─5%だったとも述べた。
AP通信によると、イラクでの任務を終え、イタリアの基地に戻った米兵約1000人を対象に調査した。
3、4カ月後の期間を調査の対象にしたのは、危機意識が薄らぎ、ストレスが高じるのは時間が掛かるためと説明している。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200507290030.html