【JASRAC利権】 『iPod』等への録音課金、結論出ず
「iPod」などの携帯デジタル音楽プレーヤーについて、私的録音録画補償金制度の
対象に加えるかどうかを検討してきた文化審議会著作権分科会の法制問題小委員会は
28日、賛否が拮抗(きっこう)して結論が出ないため、
9月にまとめる審議経過報告には両論を併記することを決めた。
ところが、その後、MDの1000倍超の録音ができる携帯デジタル音楽プレーヤーが登場。
MDの売り上げが落ち、補償金の徴収額も減ったため、権利者側は、これらも対象とするよう主張している。
この日の委員会では、「MDの代替品として使われていることは間違いなく、
早急に対象とすべきだ」という意見が出た一方、「インターネットによる有料の音楽配信は、
携帯プレーヤーへの複製を想定しており、対象に加えれば二重に課金することになる」などの反対意見も出た。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050728-00000513-yom-ent