<低周波地震>愛知県東部で20〜23日、100回発生
東海地震の想定震源域に隣接する愛知県東部で20〜23日にかけ、
ゆっくりとした揺れの低周波地震が100回発生していたことが25日の
地震防災対策強化地域判定会(溝上恵会長)委員打ち合わせ会に
報告された。溝上会長は「東海地震に直結する現象ではないが、
地震回数の増加や大規模化があれば、警戒が必要になる」と述べた。
いずれも震源は深さ約30キロで、規模はマグニチュード(M)1未満だった。
愛知県や静岡県に設置されたひずみ計と傾斜計の一部も、微小な変化を
観測した。
気象庁が過去のデータを調べた結果、同じ地域でより小さな低周波地震が
昨年も計240回あったことが分かった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050725-00000098-mai-soci