森永ひ素ミルク中毒の被害者を守る会徳島県本部は17日、
徳島市内のふれあい健康館で第37回定期総会を開いた。
事件発生から50年がたち、被害者の世話をする家族の高齢化や、
応益負担が懸念される障害者自立支援法成立への不安が増していることから、
被害者救済を後退させない活動の継続を確認した。
被害者ら23人が出席。本年度の活動方針として
<1>会員同士が自主的な健康管理を呼び掛け、連携を強化する
<2>障害のある被害者の将来設計作りを進める
<3>障害者自立支援法案について学習する−を決めた。
最後に「(国、森永乳業、守る会の)三者会談を続け、
全国の被害者が力を合わせよう」との総会宣言を採択した。
http://www.topics.or.jp/Lnews/lnews.php?id=LN2005071701000007&gid=G50