シャープは8日、パソコン用液晶パネル技術で、台湾電機メーカー友達
光電(AUO)と、特許を相互活用できるクロスライセンス契約を結んだ
ことを明らかにした。
パソコン用のTFT(薄型トランジスタ)液晶関連の特許などが対象と
みられ、中核の液晶事業を強化する狙い。期間は、今年7月から2010年
6月末までの5年間。
シャープは、AUOが供給した液晶パネルを使ったテレビをめぐり、特許
を侵害されたとして、製造元の台湾メーカー東元電機の日本法人を相手取り、
損害賠償を求める訴訟を起こしている。
パソコン用については、技術開放しても競争力が低下しないと判断したという。
http://www.sankei.co.jp/news/050708/kei053.htm