【キンタマ】Winnyで民主党市議が献金関連メールなどを流出!11

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545番組の途中ですが名無しです
   一、出会い

柔らかなオレンギ色の光が街を照らしている。子どもたちは家路に向かい、外で働く男たちもそろそろ仕事が終わる。
そして旅人たちが、今夜の宿を決める時間。シヴァもまた宿を探す旅人の一人だった。出来るだけ安い宿を探すため、
路地裏に入り込む。陽の届かない路地裏は街よりも薄暗く、そして少し肌寒い。
「お腹空きましたねぇ・・・」
 シヴァは小声で呟いた。美味しそうな料理の匂いが辺りに充満している。きゅるるる、と腹が鳴った。
「安くて美味しい夕食が出る宿を探さないと
 ・・・」
 しばらく歩いていると、地面に座り込んでいる人に遭遇した。頭が垂れて、顔がよく見えない。
肩から簡単に巻いた布、薄汚れたズボンに泥が付いたブーツ。シヴァと似たような服装だ。
シヴァはその前を素通りしようとしたが、赤色の髪の毛が視界に引っ掛かった。
「あのぉ・・・大丈夫ですかぁ?」
 前にしゃがみ、その辺に転がっていた木の枝でつんつんと突付いてみるが返事がない。
「もしもし?」