今年2月の大阪府柏原市長選で、応援する候補者を後押しする記事を地元ミニコミ新聞に書かせたとして、
大阪府警捜査2課は9日、公選法違反(新聞買収)の疑いで前市長山西敏一容疑者(75)と
ミニコミ紙代表の男(80)を逮捕した。
調べでは、前市長は2月13日投開票の市長選挙で、自分の後継に指名した40代の候補者を当選させようと計画。
ミニコミ紙代表に、後継候補の応援記事や60代の対立候補の批判記事を掲載させ、
現金約100万円を渡した疑いが持たれている。
ミニコミ新聞は選挙前、紙面で前市長の後継候補者を「フレッシュな候補」と持ち上げる一方、
対立候補について「市税滞納のうわさがある」などと批判していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050609-00000208-kyodo-soci