ウエストバージニア州モノンガリア郡の簡易トイレ内で昨年7月13日、喫煙で火を付けたところ、
メタンガスに引火して爆発、負傷した男性が5月31日、トイレの土地を所有する企業など2社を相手取り、
1000万ドル(約10億7900万円)の賠償金を求める裁判を起こした。
訴えたのは、ペンシルベニア州に住むジョン・ジェンキンスさん(53)。
ジェンキンスさんは顔、首、腕、胴体、足にやけどを負い、傷跡は一生涯残ると主張している。
ジェンキンスさんは、簡易トイレに入り、便座に腰を下ろした後、たばこを吸おうとして、
「ライターに火をつけたら、一気に爆発した。屋根全部が吹き飛んだ」
「自分も吹き飛ばされたのか、自分で外に飛び出したかは分からない」などと説明。
簡易トイレには、火の危険性について、何ひとつ注意事項がなかったとも述べた。
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200506030029.html