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家族残し、不安な生活＝日本の脱北者７０人−「政府の手助けを」と支援組織

　日本に入った北朝鮮脱出者を支援する在日本大韓民国民団（民団）の「脱北者支援民団センター」
が３日、開設２年を迎える。不慣れな日本語、就職難、ドライな人間関係…。７０数人といわれる脱北者
の多くが、北朝鮮に残した家族を案じつつ、不自由な生活に苦しむ。「日本政府による支援を」。同セン
ターの訴えは切実だ。
　日本で暮らしているのは、１９５９〜８４年の「帰還事業」で北朝鮮に渡った在日朝鮮人と日本人妻、
その子供ら。
　センター事務局の金哲三氏によると、当時と比べ社会は複雑に変化。特に４割を占める北朝鮮生まれ
の若年層は、生活習慣や言葉もよく分からない。全体の３割強は無職状態だ。　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050602-00000291-jij-soci