520人が死亡した1985年の日航ジャンボ機墜落事故から8月で20年。
群馬県上野村の墜落現場「御巣鷹の尾根」で28日、事故があった85年
に入社した18人を含む日航グループ社員40人が清掃登山を行った。
清掃は、有志の呼び掛けで15年ほど前から毎年、この時期に実施。
今年は運航ミスや管制トラブルが相次ぎ、会社に入って間もなく事故を
経験した85年入社の社員が中心となって「原点に立ち返って安全について
考えてみませんか」と参加を呼び掛けた。
社員らはふもとにある「慰霊の園」で黙とうをささげた後、空き缶やたばこの
吸い殻を拾いながら尾根の上へ。「安全の鐘」を鳴らし、犠牲者の冥福を
祈って立てられた「昇魂之碑」の前で静かに手を合わせた。
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