中国への修学旅行中止に・青森市の学校、生徒の安全を重視
青森市の東奥学園高校(高橋福太郎校長)は15日までに、中国での反日デモな
どの混乱を受け、11月に予定していた中国への修学旅行を中止することを決めた。
2年生が中国、関西方面の二手に分かれ、11月23日から五泊6日の日程だったが、
国内に一本化する。旅行先を中国から国内に変更するのは米中枢同時テロが起き
た2001年、新型肺炎の感染が拡大した03年に続き三回目。
同校は「生徒の安全を優先した。11月までに情勢が改善しているかもしれない
が、旅行直前になって宿泊施設や交通機関の変更は難しいため、今年は見送った」
としている。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050415STXKF009315042005.html