徳島市一宮町の韓国伝統舞踊家の金昴先(キムミョウソン)さん(47)が、
韓国文化財庁から重要無形文化財「僧の舞」の伝授教育補助者に指名された。
十三日、師匠で人間国宝の李梅芳(イメイバン)さんから連絡を受けた。
同補助者は人間国宝の後継者にあたるもので、将来は人間国宝になる。
金さんは、今年二月二十五日に韓国で、「僧の舞」伝授教育補助者になるための試験を受けていた。
外国で暮らす韓国人で、同補助者に指名されたのは初めてという。
「僧の舞」は、韓国伝統舞踊の中でも、最も品格の高い美を追求する踊りといわれている。
厳しい修行の日々を送る僧侶の心の悩みや苦しみ、楽しみなどを表現している。
http://www.topics.or.jp/News/news2005041402.html