謎の微粒子「ナノバクテリア」は雲に乗って移動?
苦痛を伴い、ときには命にかかわる複数の疾病との関連を指摘されている謎の微粒子が、
雲に乗って移動することで世界中に散らばっている可能性があるという。
プロテオーム[遺伝子をもとに作られるタンパク質全般に関する研究]の学術誌、
『ジャーナル・オブ・プロテオーム・リサーチ』で研究者が報告した。
ナノバクテリア(日本語版記事)と呼ばれるこの微粒子は、標準的なバクテリアに比べて
100分の1の大きさしかなく、腎結石や動脈瘤、卵巣ガンの組織から発見されている。
しかし、ナノバクテリアが本当に原因かという問題やどのようにして感染するかという点について、
研究者たちの見解は一致していない。
そもそも、ナノバクテリアの正体が生命体か未知の結晶体かも解明されておらず、
微生物学の分野で近年最大規模の論争を巻き起こしている。
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050414302.html