「日本、真剣に常任理事国入り考え直すべき」 中国首相
中国の温家宝首相は12日、日本に対し「歴史を直視する」ことを求めると
ともに、中国などでの抗議行動を受け、国連の安保理常任理事国入りを
真剣に考え直すべきとの見解を示した。
温家宝首相は、日本は「歴史を公平に直視」しなければならないと述べ、
中国における抗議活動は、日本に国連の安保理常任理事国入りに関して、
真剣に考え直させることになるとの見解を示した。
同首相は、記者団に対し「アジアからの大きな反応は、日本政府に
(この問題を)深刻に熟考させることになるだろう」と述べ、「歴史を尊重し、
過去の歴史に責任をとり、アジア各国や世界の信任を得る国のみが国際
社会でより大きな責務を果たせる」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050412-00000440-reu-int