職に就かず、勉学もしない「ニート」(NEET)予備軍とされる高校中退者の就業や
復学を促そうと、東京都は中退者専門の相談窓口を設けることを決めた。
都青少年育成総合対策推進本部によると、自治体が中退者の「進路」対策に
乗り出すのは、全国で初めてという。
相談窓口は「リスタートプレイス」(再出発の場)と名付け、今月13日、目黒区の
都教育相談センター内にオープン。相談員は高校校長OBら13人で、都では
「保護者の相談にも乗る」としている。
都立高への編入情報の提供、履歴書の書き方などを教えたうえ就業センターを
紹介するほか、将来に不安を漏らす中退者には常駐の臨床心理士が対応するという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050407i406.htm