いすゞ自動車は7日、バスが走行中にエンストする恐れで計約2100台の
リコールを国土交通省に届けた。この欠陥では過去に2回、届け出をして改
修しながら不具合が再発しており、国交省は対策が不十分で対応に遅れもあ
ったとして、道路運送車両法に基づき文書で業務改善を指示した。
届け出対象は「エルガ」「ガーラ」など3車種(2000年5月−今年2月
生産)。エンジンのスロットルバルブ部分にすすがたまり、アクセルを離した
際などに空気が供給されなくなりエンスト、再始動もできなくなる恐れがある。
同様の欠陥でいすゞは2001年3月にリコール、同9月にはリコールに準じ
た「改善対策」を届け改修したが、02年8月以降、トラブルが15件続いた。
http://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20050407010017871.asp