【国連】米、安保理改革に慎重姿勢表明
日本などが求める安全保障理事会の常任理事国拡大について、7日、国連で演説したアメリカの
代表は「国連は、機構改革よりも開発の目標達成に集中すべきだ」などと述べ、安保理改革に
慎重な姿勢を表明しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/04/08/k20050408000042.html この中で、アメリカのタヒールケリ国務長官上級顧問は、「今年9月からの国連総会では、国連の
機構改革に焦点を置かず、開発のための目標の実現に集中すべきだ」と述べました。また、
「機構改革には、簡単には合意を得られない項目もあり、機構改革と開発を『パッケージ』にして
同時に達成することなど非現実的だ」と述べ、幅広い合意が得られないまま、安保理改革に結論を
出すべきでないという考えを示しました。
■中略
これに対して、同じ日に演説した日本の大島国連大使は、「コンセンサスが得られないことを、行動
先延ばしの言い訳にすべきでない」とするアナン勧告を全面的に支持する姿勢を強調しました。
■以下省略
引用元:NHK 2005/04/08