東京証券取引所の3市場(1部、2部、マザーズ)で04年度に取引された1日当たりの株式売買代金が、
1兆4247億円とバブル期を抜いて16年ぶりに過去最高を更新していたことが明らかになった。ただ、
日経平均株価は、バブル期につけた最高値の3分の1程度にとどまっているうえ、昨年度は、若干の下げ
に終わっている。景気回復を受けた動きというよりも、日本銀行の超金融緩和政策やインターネットで売買を
繰り返す個人投資家の増加が影響しているようだ。
東証のまとめでは、3市場の04年度の年間の売買代金は349兆585億円となり、ピークだった88年度を
約26兆円上回った。出来高は03年度にすでに過去最高となっており、04年度はさらにそれを上回り、4004億株
(1日あたり16億3000万株)と88年度より35%多い水準だ。
http://www.asahi.com/business/update/0406/127.html